距離:約149km(車両通行不能区間を含む)

起点:石川県金沢市(むさし交差点=国道157号、国道159号終点、国道249号起点) 終点:福井県南条郡南越前町(今庄インターチェンジ=国道365号上) ※高速自動車国道のICが起終点になる例は兵庫県の国道428号などがある。

玉川岩盤崩落事故

1989年7月16日15時30分頃、越前町玉川の国道305号で高さ40m(推定重量1,500t)にわたる大規模な岩盤崩落が発生、落石防止用の覆道(ロックシェード)を突き破って、現場を走行中のマイクロバスを押し潰した。この事故でバスに乗っていた15人全員が死亡した。事故の瞬間はバスの後方を走っていた乗用車により偶然ビデオ撮影されており、轟音とともにバスが一瞬で押しつぶされる瞬間が写っていた。 この崩落の12年前の1977年5月にも現場付近で崩落が発生した。その措置として福井県はトンネル案と海上道路案を提示したが、トンネル案は玉川観音が素通りになり、海上案も水産資源への影響による反対があり、中間となる「現道にロックシェードを設置する案」で決着した。 崩落事故の後に迂回路として現場の海側を通る仮設道路が建設された。1992年に玉川トンネルが開通して、崩落現場を含めた約1kmの区間は立入禁止になった。 事故現場には1993年に慰霊碑が設置された。玉川観音も立入禁止区間に重なったことから、玉川トンネル南越前町側坑口の近くに人工洞穴を建設し、移設した。 現在でも旧道や仮設道路の橋脚は一部を除いて残っている。